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バイオグラフィー 〜発展〜

 

石井和義は極真に属しながらも、格闘技大会の経済効果に注目し、格闘技のプロリーグを設立しようと決心していた。1991年の終わり、日本で開催された大会にスイスのコーチとして参加したアンディは、石井からプロリーグのコンセプトを打ち明けられる。石井の理念は、アンディの長年の夢にぴったりであった。プロリーグであれば選手達は様々なサポートを受けられるため、生活の全てをトレーニングにあてられる。しかし、この時アンディはまだ前回の世界選手権で味わった失望から脱しておらず、格闘技の理念や格闘技に関して尊敬する全てのものに不信感を抱いていた。そんなアンディを動かしたのはイローナだった。彼女に相談したところ、イローナは力強く言った。「闘うことはあなたの人生でしょ! 他のものは全て犠牲にして、力を全部そこに注いできたじゃない。あなたは生まれながらの格闘家よ。これはビッグチャンス。逃しちゃだめ。これからも私はあなたを応援するわ」イローナに励まされ、様々な思いから解放されたアンディは、ここに自分のチャンスが待ち受けていることに気付く。

 

1992年7月、アンディが初めて東京のリングに立った時、石井和義はアンディがプロとしてやっていけるという確信を持っていた。それより前、アンディは最強の空手選手を次から次へと倒していたからである。まもなくスイス人選手が出る試合はとても人気となり、メインイベントとなっていた。豊富な技のバラエティーと壮観な武道の美学、戦略的な技、心の強さなどを一体化したデモンストレーションに観客は酔いしれた。

 

1993年8月28日、その時がついに来た。豪華に飾られた教会の階段を、まるで王子様とお姫様のように、荘厳なゴスペルに合わせてアンディとイローナが下りてきた。埋め尽くされるかに咲き誇るヒマワリの列が幸福と繁栄を象徴している。この結婚式は、アンディの人生においても一つの大きな区切りでもあった。家族・家庭を人生の軸にして、その両側にあるものも変えた時なのだ。この時ちょうどアンディは極真会館から正道会館に移籍し、アマチュアからプロへ転向し、一部に知られた選手から日本のスターへと変わっていったのである。

 

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